ボーリング工で採取した現位置の不撹乱試料は土の力学特性を把握するため一軸圧縮試験を行います。また、セメント系固化材を攪拌混合した地盤改良体の品質管理を目的として地盤改良工の代表的な試料を用いて一軸圧縮試験を行います。
試料は直径3.5〜5.0僉高さは直径の1.8〜2.5倍に成型した円柱供試体を使用します。供試体に圧縮力を加え、圧縮力と圧縮による変形量を測定します。試験の結果より圧縮応力と圧縮ひずみを算出し応力−ひずみ曲線を描き、最大圧縮応力から一軸圧縮強さを決定します。試験の方法はJIS A 1216「土の一軸圧縮試験方法」として規格化されています。
本社と静岡支店に圧縮試験機が各1台あります。本社の試験機は粘性土の一軸圧縮試験も行うことができる(株)千代田製作所製の万能圧縮試験機です。
計測データは応力と変位量を電気信号で収録しコンピューターで処理してデ−タシートを作成します。地盤改良体の品質管理では直径5僉高さ10僂龍〇鄲里鮖藩僂靴泙后G汗土の力学試験では直径3.5僉高さ8.0僂龍〇鄲里鮖藩僂靴泙后
試験の結果は専用ソフトでデータシート、グラフの作成を行います。